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AIと仕事して180日:失ったもの・得たもの・気づいたことをすべて話します

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結論:この記事の即答

「AIで仕事は変わったか?」——変わった。でも、想像とは違う形で。

劇的な「時間ゼロ」にはならなかった。でも、仕事の質と、仕事への向き合い方は、確実に変わった。 成功だけじゃない。失敗も、後悔も、正直に話します。

これは、普通の会社員が生成AIを使い始めて180日間、リアルに体験したことの記録です。 「AIを使っている人の本音が聞きたい」——そう思っている方に届けたくて書きました。

要点まとめ

  • 週に4時間近くの作業時間が削減。その分を「考える仕事」に投資できるようになった
  • AIによる失敗は6回。最大の教訓は「数字・固有名詞は必ず自分で確認する」
  • 「自分で考える習慣の低下」という負の側面も正直に体験した
  • 180日後の結論:AIは魔法ではないが、使い続けた人だけが得られる「肌感覚」がある

180日前の私:AI未経験のリアルな状態

正直に言うと、半年前の私はAIに対して「自分には関係ない」と思っていました。

仕事は営業事務。毎日やることは決まっていて、忙しいけど特別スキルが必要な仕事でもない。 ChatGPTの名前は知っていたし、話題になっているのもわかっていたけれど、 「エンジニアとかクリエイターが使うもの」と漠然と思っていた。

転機は、同じチームの後輩が「ChatGPTで議事録作ったらめちゃ早かったです」と言い出したことです。 え、議事録?それって私が毎回1時間かけてやっているやつ?

その日の帰り道、スマホでChatGPTのアプリをダウンロードしました。 使ったこともないのに、なんか取り残される気がして。 これが、180日間の始まりです。

当時の私のスペック:AIツールの使用歴ゼロ、プログラミング知識なし、英語も普通程度。 「普通の会社員」そのものでした。そんな私が180日間、AIと一緒に仕事してみた—— その記録が、この記事です。

最初の30日:試行錯誤と「これは使えない」という失望

本音を言えば、最初の2週間は「やっぱり私には無理だ」と思っていました。

最初に試したのは議事録の要約。録音データをテキスト化したものをChatGPTに貼り付けて 「議事録を作って」と送った。返ってきたのは……確かに整理されているけど、 なんか違う。ニュアンスが抜けている。重要な決定事項が薄い。

「やっぱりAIは万能じゃない」と、ちょっと安心した気持ちになったのを覚えています。 正直、「使えない」と思うことで、自分がいなくなるかもしれないという不安から逃げていたのかもしれません。

最初の1ヶ月でうまくいかなかったこと
  • 「完璧な指示を出さないといけない」という思い込みで疲れた
  • AIが自信満々に答えた数字が間違っていた(最初の大きな失敗)
  • 長い文章をそのままコピペして「何かいいこと言って」とざっくり聞いた
  • プロンプト集を読んで勉強しようとしたが続かなかった
最初の1ヶ月でうまくいったこと
  • 取引先へのお断りメールの下書きが10分で完成した
  • 「もっと柔らかい表現にして」という追加指示が効くとわかった
  • 週1回だけ、仕事の相談相手として使う習慣ができてきた
  • 「AIに聞いてみよう」というファーストアクションが少し早くなった

最初の30日で気づいたのは、「使い方を覚えないといけない」のではなく、 「対話の仕方を覚えればいい」ということ。 AIは試験じゃない。うまい答えを一発で出す必要はなかった。

31〜90日:少しずつ習慣になってきた頃

2ヶ月目に入ると、意識しなくてもAIを使っている自分に気づきました。 「あ、これAIに聞けばいいか」という感覚。

この頃から使い方が変わってきました。最初は「便利ツール」として使っていたのが、 だんだん「壁打ち相手」として使うようになったんです。

この頃の使い方の変化

Before(最初の1ヶ月)

「○○を作って」という依頼型

After(2〜3ヶ月目)

「○○について、私はこう考えているんですが、どう思いますか?」という対話型

Before(最初の1ヶ月)

一回で完成品を求めていた

After(2〜3ヶ月目)

まず粗い下書きを出してもらい、3〜4回のやり取りで仕上げる

Before(最初の1ヶ月)

AIが出した答えをそのまま使っていた

After(2〜3ヶ月目)

AIの答えを「たたき台」として、必ず自分の言葉で手直しする

60日目頃には、毎週金曜日に「今週の仕事を振り返る」という使い方が定着していました。 「今週うまくいったこと・いかなかったことを整理して、来週の優先事項を3つあげて」。 これが今でも週イチの習慣として続いています。

91〜180日:本当の変化が見えてきた

3ヶ月を超えたあたりで、初めて「仕事のやり方が変わった」と実感しました。 変わったのは仕事の量や速さだけじゃなかった。仕事への関わり方が変わった。

以前は、毎日の業務の8割が「決まった作業をこなすこと」でした。 AIを使い始めてから、その割合が7割くらいになった感覚があります。 たった1割の差かもしれないけれど、その1割で「考える時間」が生まれた。

100日目:初めて後輩に「これAIで作ったんだよ」と言えた

それまでは「AIを使っている」と言うのが少し恥ずかしかった。でも、100日目に後輩から「この企画書、すごく構成がわかりやすいですね」と言われて、「実はAIと一緒に作ったんだよね」と自然に言えた。それが妙に嬉しかった。

130日目:AIなしで仕事したら、逆に気づいた

出張で数日間、スマホのAIアプリが使えない状況になりました。久々にAIなしで資料を作ってみて気づいたのは、「私は確かに変わっている」ということ。以前より構成を考えるスピードが上がっていた。AIとの対話を重ねた経験が、自分の思考パターンに影響していたんだと思います。

160日目:上司に「何か変わった?」と聞かれた

会議の準備資料が以前より質が上がっていることに、上司が気づいたようでした。「最近、どうやって仕事してるの?」と聞かれて、正直にAIを使っていると話したら、「それ、チームに共有してほしい」という流れになった。個人の習慣が、チームの話題になった瞬間でした。

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数字で見る変化:週の作業時間、品質、ストレス

できるだけ正直に数字で整理してみました。感覚的な話だけでは信頼できないと思うので。

週の作業時間削減

Before

週35時間

After

週31時間

−4時間/週

メール・資料作成・調査の合計

文章の出戻り回数

Before

月平均8回

After

月平均3回

−62%

上司・取引先からの修正依頼

企画・アイデア出し時間

Before

週2時間

After

週5時間

+3時間/週

節約した時間を投資した領域

AIによる失敗・トラブル

Before

After

6回

正直に報告

ハルシネーション混入3回、社内ルール確認漏れ2回、依存しすぎ1回

この数字について一言

これはあくまで私個人の体験数値です。仕事の種類や環境によって大きく異なります。 「週4時間削減できる」と保証するものではありません。ただ、私は確かにこれだけ変わった。 それが誰かの参考になれば。

失ったもの・後悔していること(正直に)

良いことだけ書くのは嘘になります。180日間で感じた「負の側面」も正直に記録しておきます。

「自分で考える」最初の衝動

正直に言うと、AIを使い始めてから「まず自分で考える」という習慣が薄れた時期がありました。何かあればすぐChatGPTに聞く。悪い習慣ではないかもしれないけれど、自分の頭の筋力が落ちているような感覚があって、それは少し怖かった。今は「まず3分自分で考え、そのあとAIに確認する」というルールを作って対応しています。

完璧な文章を書く達成感

AIが下書きを作るようになってから、文章を一から自分で書いて「うまく書けた」という達成感を感じる機会が減りました。AIの助けを借りた文章は確かにクオリティが高い。でも、それは本当に「私が書いた」と言えるのか、という自問が今でもあります。

「わからないこと」と向き合う時間

調べればすぐにわかるようになったぶん、「わからないまま考え続ける」という経験が減りました。もやもやを抱えて眠って、翌朝ふとひらめく——そういう体験が明らかに少なくなっています。これが長期的に思考力にどう影響するか、まだわかりません。

あの頃の自分に伝えるなら:「失うものがあっても、それを知った上で使い続けることが大切」。 AIは万能じゃない。でも、問題を知っているなら対策できる。 知らないまま使い続けるより、正直に向き合った方が長続きします。

得たもの・本当に良かったと思うこと

失ったものを正直に書いたので、得たものも正直に書きます。これが180日間続けた理由です。

「考える時間」が増えた

メール・資料・調査にかかっていた時間が週に4時間近く浮いた。その時間を、人と話すこと・企画を練ること・勉強することに使えるようになりました。「作業」から「思考」へ——この変化が、仕事への姿勢を変えた最大の要因です。

「完璧じゃなくていい」という感覚

AIを使うと、まず「80点の下書き」が秒速で出てきます。そこから手直しするスタイルに慣れたことで、「最初から完璧を目指さなくていい」という感覚が身についた。これはAIとは関係ない場面でも生きていて、行動のスピードが上がりました。

「道具を使いこなす」自信

半年前の私は、AIはエンジニアや若い人のためのものだと思っていました。でも実際に使い続けて「私でもできた」という実績が積み重なって、新しいツールへの抵抗感が減った。「とりあえず触ってみればわかる」という姿勢が、仕事以外でも変わりました。

「AIが得意なこと・苦手なこと」を肌で知っている

180日使って、AIが圧倒的に得意なこと(構造化、下書き、比較、要約)と、人間がやるべきこと(最終判断、感情の機微、オリジナルの視点)が体感でわかってきました。この「肌感覚」は、本を読んでも身につかない。使い続けた人だけが持てる財産です。

180日経った今、後輩に伝えるとしたら

私がAIを使い始めたとき、正直な先輩の声が聞きたかった。 だから、これから始める人へ、ありのままを伝えます。

1

最初の1週間は「使えない」が正解

最初から「すごく便利」とはならないと思います。私も最初の2週間は「これ本当に役立つの?」という疑念がありました。でも、使い方に慣れてくると変わります。最初の1週間は「練習期間」と割り切って、失敗を恐れずどんどん話しかけてみてください。

2

「完璧な指示」より「対話」を大事にする

「プロンプトが難しそう」という壁を感じている人へ。完璧な指示を考えるより、まず普通の言葉で話しかけて、AIの返答に「もっと○○して」と追加するほうが早く良い結果になります。AIとの会話は、試行錯誤のプロセスです。

3

数字と固有名詞は必ず自分で確認する

これは180日で得た最も大切なルールです。AIが出した数字・日付・人名・組織名は、必ず元ソースで確認してください。「それっぽい嘘」をAIは自信満々に言います。この習慣だけで、私が経験した6回の失敗のうち4回は防げました。

4

「節約した時間」の使い道を決めておく

AIで時間が浮いても、それをSNSや惰性に使ってしまうと意味がありません。私は「AIで浮いた時間は、人と話すことと勉強に使う」と決めていました。節約した時間の行き先を先に決めておくと、AI活用の効果が何倍にも膨らみます。

同じように始めた人たちの声

30代・営業事務

最初の3週間は「これ本当に使えるのかな」と半信半疑でした。でも2ヶ月目から、メールの返信が明らかに速くなって、上司に「最近仕事のテンポが上がったね」と言われた。続けてよかった。

40代・中小企業の管理職

「若い人のツール」と思っていたのに、実際使ってみたら会議の事前準備が変わった。論点整理をAIに手伝ってもらうようになって、会議が短くなった。部下にも勧めています。

50代・フリーランスのライター

書くことを仕事にしているのにAIに頼っていいのか悩みました。でも、調査や構成の整理はAIに任せて、文章の中身は自分が作る、という分担ができてから、むしろ質が上がりました。

20代・新卒2年目の社会人

先輩より早くAI使い始めたことで、逆に「教えてほしい」と言われるようになった。最初から上手に使えなくてもいい。続けることで見えてくるものがある、と実感しています。

AIリブートが収集した利用者の声をもとに再構成したエピソードです。

よくある質問(FAQ)

QAIを仕事で使い始めるのに、どんな準備が必要ですか?
特別な準備は必要ありません。ChatGPTやClaudeのアカウントを無料で作成し、今日の仕事で困っていることを1つ相談してみるだけで十分です。最初から環境を整えようとすると始まらないので、まず1つ使ってみることが最大の準備です。
Q上司や会社に許可が必要ですか?
会社によって異なります。社内のAI利用ガイドラインが整備されている企業では、そのルールに従う必要があります。ガイドラインがない場合も、顧客情報や機密情報の入力は避け、下書き支援や情報収集などの個人業務から始めるのが安全です。迷ったら上司に一言相談するのがベストです。
QどのAIツールから始めるのが一番いいですか?
ChatGPT(無料版)から始めるのがおすすめです。ユーザー数が最多でネットの情報も豊富なため、わからないことがあっても調べやすい。慣れてきたらClaudeやGeminiも試してみると、それぞれの強みがわかって使い分けが上手になります。
Q毎日使わないといけませんか?
必須ではありませんが、週3回以上使うと習慣化しやすくなります。私の場合、最初の1ヶ月は「今日もAIに頼ってみよう」と意識的に使いましたが、3ヶ月後には「これAIに聞けばいいか」と自然に思えるようになりました。毎日でなくても、定期的に使い続けることが大切です。
Q使い始めて最初にどんな変化を感じましたか?
最初に「これは本物だ」と感じたのは、使い始めて3週間目にメールの下書きを頼んだときです。自分で書くと30分かかっていた取引先へのお断りメールが、AIが出した案をちょっと手直しするだけで10分で完成した。小さな変化ですが、「仕事が変わった」と実感した瞬間でした。
Q最も失敗した体験は何ですか?
AIが自信満々に生成した数字を確認せずに資料に使ってしまい、上司に指摘されました。AIは存在しない統計データを「それらしく」作り出すことがあります(ハルシネーション)。以来、数字・固有名詞・引用は必ず原典を確認する習慣をつけました。この失敗が、AIとの正しい付き合い方を教えてくれました。
QAIで仕事の質は上がりましたか?
「上がった部分」と「変わらない部分」があります。文章の下書き・構成・要約・アイデア出しは明らかに質が上がりました。一方で、人間関係の機微が必要な場面や、深い専門知識が必要な判断は、AIに頼りすぎると逆に質が下がると感じています。AIが得意な領域を見極めることが、質向上の鍵です。
Qプロンプトが下手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。私も最初の3ヶ月はプロンプトのことを何も考えず、普通の日本語で話しかけていました。「もっと短くして」「もう少し丁寧に」と追加指示を出しながら会話を深めるだけで十分です。完璧なプロンプトを書こうとするより、対話を重ねるほうが早く良い結果が得られます。
QAIを使っていることを職場に言うべきですか?
積極的に言う必要はありませんが、隠す必要もありません。「AIに下書きを手伝ってもらいました」と一言添えるだけで、職場の信頼が損なわれることはほとんどありません。むしろ「AI活用して効率化した」と発信できる職場なら、積極的に共有するほうがプラスになります。
Q180日続けられた理由は何ですか?
「成果が出たから」の一言に尽きます。使い続けることで週に3〜4時間の作業時間が減り、その分を企画や人との対話に使えるようになりました。節約できた時間で考える仕事の割合が増え、仕事が楽しくなった。「楽になるから続けられた」、そして「続けたからもっと楽になった」——この好循環が180日の原動力でした。

まとめ:180日間の正直な結論

AIと仕事して180日。一言で言うなら——「思っていたより地味で、思っていたより深かった」

AIは魔法じゃない。でも、使い続けた人だけが得られる「肌感覚」は本物
週4時間の削減は小さいようで、半年で100時間以上。その時間で仕事が変わった
失ったものもある。「自分で考える最初の衝動」は意識的に守る必要がある
AIが得意なことと人間がやるべきことは、使い続けることでしかわからない
始めるのに遅すぎることはない。でも、明日より今日始めた人が半年後に差をつける

あの日、後輩の一言がなければ、私は今でもAIを「自分には関係ない」と思っていたかもしれません。 この記事を読んでいるあなたが、今それと同じ場所に立っているなら——

まず1ヶ月だけ試してみてください。
180日後、「あのとき始めてよかった」と思えると、私は信じています。

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次のステップ:もっとAIを活用したくなったら

「自分もこのくらい変わってみたい」と感じたなら、次のステップに進んでみましょう。 まず30日間の習慣化から始めると、仕事への変化が実感しやすくなります。