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ChatGPTのカスタム指示(Custom Instructions)完全ガイド|設定するだけで毎回の回答が劇的に変わる方法

公開日: 2026年2月22日

ChatGPTを開くたびに「私は〇〇という仕事をしていて……」と自己紹介するのは、時間がもったいない。そう思ったことはありませんか? ChatGPTの「Custom Instructions(カスタム指示)」は、一度設定するだけですべての会話に自動的に適用される「自分専用の設定」です。 職業・好みのフォーマット・専門知識レベルなどを登録しておくことで、毎回説明しなくても最初から自分に合った回答が返ってくるようになります。 この記事では、設定方法から職業別テンプレート・設定前後の比較・メモリ機能との使い分けまで、初めての方にもわかるよう詳しく解説します。

関連テーマを先に押さえるならChatGPTメモリ機能完全ガイドプロンプトの書き方入門ChatGPTスマホ開始ガイドAI無料プラン比較2026もあわせて参照ください。

要点まとめ(結論先出し)

  • Custom Instructionsは一度設定すると全会話に自動適用される「自分専用の設定」——毎回の自己紹介が不要になる
  • 設定は「設定 → パーソナライゼーション → カスタム指示」から3ステップで完了。PC・スマホ共通の操作
  • 「自分についての情報」欄と「回答の仕方」欄、2つの項目に入力する。各欄1,500文字まで
  • テンプレートをそのまま活用すれば今日から設定できる。最初は100〜200文字でOK
  • メモリ機能は自動蓄積・変動情報向け、Custom Instructionsは固定情報・常に守るルール向け。両方を組み合わせるのが最強

Custom Instructionsとは何か

Custom Instructions(カスタム指示)は、OpenAIが2023年7月に追加したChatGPTの機能です。一度設定すると、新しく始めたすべての会話に自動的に適用される「個人設定」として機能します。

たとえば「私はマーケターで、回答は常に箇条書き300字以内で」と設定しておけば、毎回同じことを伝えなくてもChatGPTは最初からその前提で回答してくれます。毎回の自己紹介・フォーマット指定・専門レベルの説明が一切不要になるわけです。

Custom Instructionsが特に役立つシーン

💼

仕事で毎日使っている人

職業・業界・担当業務を設定しておくと、すべての相談が仕事の文脈で最適化される

📝

出力フォーマットにこだわりがある人

「必ず箇条書き」「表形式で」「200字以内で要約」など、好みの形式を固定できる

🎓

スキルレベルを毎回説明している人

「Pythonは初心者」「英語はビジネスレベル」など、適切な難易度の回答を自動設定

🌐

日英両対応が必要な人

「英語と日本語を併記して」などの言語設定を固定でき、都度の指示が不要に

Custom Instructionsはいつから?無料プランでも使える?
Custom Instructionsは2023年7月(Plus向け)→2023年8月(無料プランにも拡大)で全ユーザー対応となりました。 現在は無料プラン・Plusプラン・Proプランのいずれでも利用可能です。一度設定すれば全会話に適用されます。

設定方法(PC・スマホ別の手順)

Custom Instructionsの設定はとても簡単で、PCでもスマホでも3〜4ステップで完了します。

PCブラウザ(ChatGPT.com)での設定手順

ChatGPT.comにサインインする

ブラウザでChatGPT.comにアクセスし、アカウントにサインインします。

左下のアカウント名をクリック

画面左下にあるアカウント名(またはプロフィールアイコン)をクリックして、メニューを開きます。

「設定(Settings)」を選択

ポップアップメニューから「Settings(設定)」をクリックします。

「パーソナライゼーション」→「カスタム指示」を開く

設定パネルの「Personalization(パーソナライゼーション)」→「Custom Instructions(カスタム指示)」をクリックします。

2つの欄に入力して保存

「What would you like ChatGPT to know about you?」と「How would you like ChatGPT to respond?」の2つの欄に入力し、「Save(保存)」をクリックして完了です。

スマホアプリ(iOS・Android)での設定手順

ChatGPTアプリを開く

公式のChatGPTアプリ(App Store / Google Play)を起動してサインインします。

左上のハンバーガーメニューをタップ

画面左上の三本線(ハンバーガーメニュー)をタップしてサイドバーを開きます。

アカウント名 → 「設定(Settings)」へ

サイドバー下部のアカウント名をタップ → 「Settings(設定)」を選択します。

「カスタム指示(Custom Instructions)」をタップ

「Personalization(パーソナライゼーション)」→「Custom Instructions(カスタム指示)」の順にタップします。

2つの欄に入力して保存

2つの入力欄にそれぞれ内容を入力し、右上の「Save(保存)」をタップして完了です。

設定を一時的にオフにしたい場合
Custom Instructionsを有効にしたまま、特定の会話だけ設定を無効にしたい場合は、会話の冒頭に「この会話ではカスタム指示を無視して」と伝えれば機能をスキップさせることができます。設定画面でトグルをオフにすることでも同様に無効化できます。

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設定欄の2項目の意味と書き方

Custom Instructionsには2つの入力欄があります。それぞれの役割を理解して使い分けることで、より精度の高いパーソナライズが実現します。

欄1:What would you like ChatGPT to know about you?

(日本語UIでは「ChatGPTに自分についてどんなことを知っておいてほしいですか?」)

自分に関する基本情報・背景・状況を入力する欄です。ChatGPTが「この人はどんな人か」を理解するための情報を書きます。

書くべき情報の例

  • 職業・業界・役職(例:「IT企業のプロダクトマネージャー」)
  • スキルレベル・専門知識(例:「Pythonは初心者、SQLは中級者」)
  • ゴール・目的(例:「副業で月10万円のフリーランス収入を目指している」)
  • 利用しているツール・環境(例:「NotionとSlackを日常業務で使用」)
  • 制約・前提条件(例:「予算は限られている」「チームは3名」)

欄2:How would you like ChatGPT to respond?

(日本語UIでは「ChatGPTにどのように応答してほしいですか?」)

回答の形式・スタイル・トーンを指定する欄です。「どのように答えてほしいか」のルールを書きます。

書くべき内容の例

  • 出力形式(例:「必ず箇条書きで、各項目50字以内」「結論を最初に述べること」)
  • 文体・トーン(例:「ですます調・敬語で」「フレンドリーな話し言葉で」)
  • 長さ・量(例:「回答全体を400字以内にまとめること」)
  • 根拠・補足の指定(例:「重要な主張には根拠・出典を示すこと」)
  • 使ってほしい言語(例:「日本語で答えて」「英語と日本語を併記して」)
まず欄2(回答の仕方)から書くのがコツ
効果を一番実感しやすいのは欄2(回答スタイルの指定)からです。「箇条書き・300字以内」「結論ファースト」など、出力形式を設定するだけでもChatGPTの使い心地が大幅に変わります。慣れてきたら欄1(自分の情報)も充実させていきましょう。

すぐに使えるテンプレート15例(職業別)

あなたの職業・状況に近いテンプレートを見つけて、そのままコピー&ペーストして使ってみましょう。一字一句同じでなく、自分の状況に合わせて修正してOKです。

職業・状況欄1:自分についての情報
会社員(事務・総務)東京都内の中小企業で総務・人事を担当。社員数50名規模。ExcelとWordは中級者、ITは苦手。
営業職・セールスBtoBソフトウェアの法人営業を10年。担当は中小企業〜中堅企業。毎週20件の商談をこなしています。
エンジニアWebバックエンドエンジニア(Python/Django、AWS)。経験8年。フロントはReactをある程度書ける。
フリーランス(ライター・クリエイター)フリーランスのWebライター。得意分野はビジネス・キャリア系。月に20〜25本の記事を執筆中。
主婦・主夫(子育て中)専業主婦。小学生と幼稚園の子ども2人を育てています。料理・家事・育児の効率化に関心があります。
学生(大学生・院生)経営学部3年生。就職活動と卒業論文(テーマ:中小企業のDX)を並行中。英語はTOEIC 720点。
医療関係者看護師として病棟勤務10年。内科・循環器科が専門。医療用語・薬の一般的な知識は十分にある。
教師・教育関係者中学校の数学教員(教職10年)。生徒は中学1〜3年生。ICTを活用した授業改善に取り組み中。
経営者・役員製造業の中小企業(社員30名)の2代目社長。財務・人事・営業すべてを兼務。月2回の取締役会あり。
マーケター・広報BtoCマーケター(デジタルマーケティング専門)。SNS・SEO・Web広告が得意。Canvaはほぼ毎日使用。
管理職・チームリーダーIT企業のプロダクトマネージャー。10名のチームを率いる。毎週1on1・デイリースタンドアップを実施。
50代以上・定年後・シニア62歳・元銀行員。定年退職後、趣味の家庭菜園とボランティア活動を続けています。スマホはiPhone利用。
副業・複業ワーカー会社員(マーケティング)をしながら、週末にWebデザインの副業を行っています。月5〜10万円が目標。
語学学習者英語を独学中(現在B1レベル)。英語のビジネスメールと会議での英会話を伸ばしたい。日本語ネイティブ。
クリエイター・デザイナーUI/UXデザイナー(経験5年)。FigmaとAdobe CCを日常使用。現在アプリのリデザインプロジェクト担当。

※ スマホ表示では「欄2:回答の仕方」列を省略しています。PCブラウザでご覧ください。

設定前後の比較:同じ質問でも回答がどう変わるか

「会議のまとめを作ってください」という同じ指示でも、Custom Instructionsの有無で返ってくる回答は大きく変わります。

❌ カスタム指示なし

プロンプト: 「会議のまとめを作ってください」

一般的な会議まとめのフォーマットが返ってくる。出席者・議題・決定事項などの汎用テンプレート。自分の業界や職種に合っていない場合も。

✅ カスタム指示あり(営業マネージャー設定)

プロンプト: 「会議のまとめを作ってください」

BtoB営業の文脈で、アクションアイテムと期日を明確にしたフォーマットで出力。次回MTGまでの担当者別タスクリストも自動追加される。

よりリアルな比較例

カスタム指示なしの回答例:

「会議のまとめのテンプレートです。①日時:②出席者:③議題:④決定事項:⑤次回アクション:……」という汎用的な回答。

カスタム指示あり(営業職の設定)の回答例:

「今週の商談まとめ>担当者別アクション〉期日付きタスクリスト」というフォーマットで、営業の文脈に沿った実用的な内容が返ってくる。

メモリ機能との違いと使い分け

ChatGPTには「Custom Instructions」と似た機能として「メモリ機能(Memory)」もあります。この2つは異なる仕組みを持っており、うまく使い分けることで最大限のパーソナライズが実現します。

Custom Instructions vs メモリ機能:一言で言うと

Custom Instructions= 自分で書く「固定の設定書」。変わらない基本情報と常に守ってほしいルールを書く。

メモリ機能= ChatGPTが会話から自動学習する「動的な記憶」。進行中のプロジェクト・最近の出来事・変化する情報が蓄積される。

比較項目Custom Instructionsメモリ機能
情報の種類固定・変わらない基本情報変動する・日々更新される情報
更新タイミング自分が編集したときのみ会話のたびに自動蓄積
文字制限各欄1,500文字制限なし(項目数に上限)
典型的な用途職業・好みの出力形式・ルール現在のプロジェクト・最近の課題
無料プランでの利用利用可利用可(容量制限あり)

メモリ機能についてもっと詳しく知りたい方は、ChatGPTのメモリ機能完全ガイドをあわせてご覧ください。

うまく使いこなすコツ5つ

Custom Instructionsをただ設定するだけでなく、使い続けるための工夫を押さえておきましょう。

最初は「短く・具体的に」書く

1,500文字フルに書こうとする必要はありません。まず「職業:〇〇」「出力形式:箇条書き300字以内」程度の短い設定から始めましょう。使いながら少しずつ追記するのが継続のコツです。

数値・形式を指定すると精度が上がる

「わかりやすく説明して」より「箇条書き5項目・各50字以内」、「丁寧な文体で」より「敬語・ですます調・400字以内」のように、数値と形式を具体的に指定するほど、期待通りの回答が返ってきやすくなります。

定期的に見直す(月1回ルール)

職業・担当業務・スキルレベルなどは変わることがあります。月に1回程度、設定内容を見直して古くなった情報を更新しましょう。「現在のプロジェクト」や「今期の目標」など、時限性のある情報は特に定期更新が重要です。

指示が効かないときは「この会話では〇〇して」と追加指示

Custom Instructionsの設定が特定の会話で思い通りに機能しないことがあります。そのときは会話の冒頭に「この会話では英語で答えて」「今回だけ長めに詳しく説明して」と一時的な上書き指示を入れましょう。

用途別にGPTsを使い分ける

Custom Instructionsは1セットしか保存できません。「仕事用」「趣味用」「英語学習用」など複数のプロファイルを使い分けたい場合は、GPTsで目的別のカスタムAIを作成するのがおすすめです。

よくある質問(FAQ)

まとめ:一度設定すれば毎回の回答が変わる

この記事では、ChatGPTのCustom Instructionsについて設定方法から活用法まで網羅的に解説しました。要点をまとめます。

  • Custom Instructionsは一度設定するだけで全会話に自動適用される「自分専用の設定」
  • 設定は「設定 → パーソナライゼーション → カスタム指示」から3〜5ステップで完了
  • 欄1(自分の情報)と欄2(回答の仕方)を使い分けて、基本情報とルールを設定する
  • 最初は短い設定から始め、使いながら少しずつ充実させるのがコツ
  • メモリ機能と組み合わせることで、固定情報+動的情報の両方がパーソナライズされた最強の設定になる

「毎回同じことを説明する手間」は、一度の設定で完全になくせます。今日からCustom Instructionsを設定して、ChatGPTをより自分専用のアシスタントとして活用しましょう。

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次のステップ

Custom Instructionsをマスターしたら、メモリ機能も組み合わせてさらにパーソナライズを深めましょう。

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