Cursor 使い方AI コーディング 入門非エンジニア向け

Cursor × AIコーディング入門|非エンジニアでも使える実践ガイド

最終更新日: 2026年2月20日

結論から言うと、コード経験が少ない人でもCursorを使えば、1日でLPや小さな業務ツールの初版は作れます。重要なのは、文法を覚えることよりも 「何を作るか」「どこまでを完成とするか」を先に決めることです。この記事では、Cursorの基本、インストール、AIと対話しながら形にする手順、実例、他ツールとの違いまでを実務目線で整理します。

要点まとめ

結論は、技術知識より作業設計が成果を左右することです。目的を固定して小さく反復してください。

  • Cursorは「AIに相談しながらコードを作る」体験に特化したエディタで、非エンジニアでも実装の入口に立ちやすい。
  • 最初はLPやCSV整形ツールなど、入力と出力が明確なテーマを選ぶと失敗しにくい。
  • 成果を出す鍵は、1回で完成を狙わず「目的定義→小さく生成→動作確認→修正依頼」を短く回すこと。
  • GitHub Copilotは補完中心、Cursorは対話起点の編集が得意。用途を分けると判断がぶれにくい。

Cursorとは?非エンジニアでも使いやすいAI統合エディタ

Cursorは、コードエディタとAIチャットが一体化しているため、編集・質問・修正依頼を1画面で完結しやすいツールです。

従来の学習では「文法を覚えてから作る」が前提でしたが、Cursorでは「作りたい画面や機能を日本語で伝え、生成されたコードを確認しながら整える」進め方が取りやすくなります。非エンジニアにとって大きいのは、わからない箇所をその場で質問できることです。「このコードは何をしているのか」「なぜエラーが出るのか」「どこを触れば見た目が変わるのか」を会話で解像度高く確認できます。

ただし、Cursorを入れれば自動で良い成果物ができるわけではありません。成果が出る人は、作業を小さく区切り、毎回「期待する結果」を明示しています。AIコーディングの基本から押さえたい場合はAIコーディング入門も先に読んでおくと理解が速くなります。

非エンジニアがCursorを使うときの判断基準

  • 完成条件を先に決める(例: LP公開まで、フォーム送信確認まで)。
  • 変更単位を小さくする(見出しだけ、ボタンだけ、バリデーションだけ)。
  • エラー時は再生成せず、エラー文を貼って原因特定を依頼する。

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Cursorのインストール方法|初回30分で準備する手順

最初の30分は、インストールと最小セットアップだけに集中すると、その後の学習が安定します。

  1. Cursor公式サイトから自分のOS版(macOS / Windows)をダウンロードしてインストールする。
  2. 起動後にサインインし、テーマと言語設定を先に整える。日本語UIにすると最初の迷いが減る。
  3. 既存のVS Code設定を引き継げる場合はインポートし、フォントサイズとターミナル表示だけ先に調整する。
  4. 新しいフォルダを1つ作り、最初の検証用に `index.html` を1ファイルだけ置いて起動確認する。

この段階で大きな環境構築は不要です。最初の目標は「AIに1つ依頼して、画面上に反映できる状態」を作ることです。インストール直後に学習を詰め込みすぎると、操作と概念が混ざって離脱しやすくなります。まずは「書く→確認→直す」の往復に慣れることを優先してください。

AIと対話しながらコードを作る具体手順|LPを例に5ステップで実践

非エンジニアが最短で成果を出すには、1ページLPのように完成イメージが明確な題材を選ぶのが有効です。

ステップ1: 目的と完成条件を1文で固定する

例: 「無料相談の申し込みを増やす1ページLPを作る。ファーストビュー、特徴3つ、導入事例、FAQ、問い合わせボタンを含める」。この1文がないと、見た目は整っても成果につながらないページになります。

ステップ2: 最初のプロンプトで構成を作る

いきなり装飾を依頼せず、まずは構成だけ作ります。生成の精度は「誰向けか」「何をしてほしいか」「どの要素が必須か」を明示すると上がります。

あなたはWeb制作アシスタントです。
目的: 個人事業主向けの無料相談LPを1ページで作成したい。
要件:
- ヒーロー(見出し・説明・CTA)
- 特徴3つ
- 導入事例2つ
- FAQ 3問
- 最後に問い合わせCTA
制約:
- スマホで読みやすい余白
- 日本語の見出しは30文字以内
- HTML/CSSのみでまず作る

ステップ3: 1ブロックずつ修正依頼する

一度に全体修正を依頼すると品質が散りやすくなります。「ヒーロー見出しだけ」「CTAボタン文言だけ」「FAQの順番だけ」と分割して進めると、意図を保ったまま精度を上げられます。プロンプト設計に不安がある場合はChatGPTを仕事で使いこなす実践テクニック集の型を流用すると再現性が上がります。

ステップ4: エラーは原因特定から依頼する

「動かないので直して」ではなく、エラー文・該当ファイル・期待動作をセットで渡します。例えば「送信ボタンを押すとコンソールに `undefined` が出る。期待は送信完了メッセージ表示」のように伝えると、修正が最短で返ります。

ステップ5: 公開前に3点だけ最終確認する

  • スマホ表示で改行が崩れていないか。
  • CTAボタンのリンク先が正しいか。
  • フォーム送信後の表示と通知が期待どおりか。

非エンジニアがCursorで1日でLPを作った実例ストーリー

実際に成果が出たケースでは、技術力より「作業の切り分け」が成果を左右しました。

事例は、普段は営業資料作成が中心で、HTMLをほとんど触ったことがない個人事業主のケースです。初回は「完璧なLP」を目指さず、「相談予約を受け付ける最低限のページ」をゴールに設定。結果として、初稿作成から公開までを同日中に完了しました。途中で3回つまずきましたが、すべて「どの要素を直すか」を限定して再依頼したことで前進できています。

時間やったことポイント
09:00目的を決める「無料相談向けの1ページLPを作る。フォーム送信で自動返信まで実装する」と1文で定義。
10:00Cursorで雛形を生成ヒーロー、課題、解決策、実績、FAQ、CTAの6ブロックを最初に作り、文言は仮置きにした。
12:00スマホ表示を調整見出しの改行と余白だけに絞って修正依頼。修正後に実機表示で確認して崩れを解消。
14:00フォームと送信完了画面を実装バリデーションと送信後メッセージを実装。入力ミス時の表示文言を日本語で統一。
17:00最終チェックと公開誤字・リンク切れ・表示速度を確認して公開。初稿から公開まで約8時間で完了。

このケースで効果があった運用は3つです。1つ目は、作業前に「今日やらないこと」を決めたこと。2つ目は、見た目修正と機能実装を同時に進めなかったこと。3つ目は、最後に第三者目線でスマホ表示を確認したことです。Cursorは実装速度を上げられますが、完成度は進行管理で決まるというのが現場の実感です。

Cursor vs GitHub Copilot|非エンジニア視点のシンプル比較

両者は優劣より役割が違います。最初にどちらを選ぶかは、あなたの作業スタイルで決めると失敗しません。

比較軸CursorGitHub Copilot
作業の進め方チャットで「このファイルをこう直して」と依頼し、複数ファイルをまとめて編集しやすい。エディタ内の補完とインライン提案が中心。1行ずつ書き進める運用と相性がよい。
非エンジニアの学習負荷日本語で要件を渡し、実装差分を見ながら修正依頼しやすい。最初の1本を作りやすい。既存コードを読みながら補完を活かす設計。最低限の文法理解があるほど効果が出る。
向いている用途LP作成、社内ツールの小規模実装、既存UIの一括修正など「対話で前進する作業」。日常開発の速度向上、定型コードの補完、既存プロジェクトでの生産性改善。

「まずは1本作ってみたい」ならCursorの方が進めやすく、「既存開発で日々のコーディングを速くしたい」ならCopilotが強みを出しやすいです。Copilotの具体的な導入手順はGitHub Copilotの使い方ガイドを参照してください。CLI中心の自律実行まで含めて比較したい場合はClaude Code入門も合わせて読むと、用途別に選びやすくなります。

非エンジニアがCursorでつまずきやすいポイントと回避策

つまずきの原因は技術不足より、作業設計の不足であることが多いです。先に失敗パターンを知ると、挫折をかなり減らせます。

1. 指示が広すぎて、何が終わったか判断できない

典型例は「いい感じのLPを作って」の一言で進めるケースです。生成はされますが、評価基準がないため修正が無限に続きます。回避策は、完成条件を3つに固定することです。例えば「CTAクリックが機能する」「スマホで崩れない」「問い合わせ導線が1画面で見える」など、判断基準を明文化してください。

2. エラーを再生成で押し切ってしまう

動かないときに再生成を繰り返すと、原因が見えないままコードだけ増えていきます。まずはエラー全文、実行条件、期待する挙動を1セットで渡し、原因候補を出してもらう方が修正コストは下がります。非エンジニアほど「いま何が壊れているか」を言語化するだけで改善速度が上がります。

3. 見た目修正と機能実装を同時に進める

フォーム送信の不具合調査をしながらデザインも触ると、変更原因が追えなくなります。先に機能を固め、後から見た目を整える順番に分けるだけで、作業の迷子を防げます。これは開発経験の有無に関係なく効果がある進め方です。

実務で使えるチェックルール(作業前に30秒で確認)

  • 今回の依頼は1目的だけか(例: フォーム送信修正のみ)。
  • 完了条件を見れば第三者でも終了判断できるか。
  • 変更後の確認項目を3つ以内に絞れているか。

Cursorを仕事で使える状態にする最初の7日間プラン

1日で初版を作った後は、7日かけて再現性を作ると実務投入しやすくなります。

やること到達目標
1日目1ページLPを生成し、文言を差し替える。画面表示とCTAリンクが動く。
2日目スマホ表示の余白・見出し改行を調整する。主要3画面サイズで崩れなし。
3日目フォーム項目を追加し、入力チェックを入れる。未入力時に明確なエラー表示が出る。
4日目送信後の完了画面と通知文面を調整する。問い合わせ導線が最後まで通る。
5日目よく使う依頼文を3本テンプレ化する。同じ品質を再現できる。
6日目別テーマの小ページをもう1本作る。初回以外でも再現できる。
7日目作業ログを見返し、改善ルールを3つ決める。翌週から実務で継続運用できる。

この7日間プランの狙いは、単発の成功で終わらせないことです。最初の1本だけ作れても、翌週に再現できなければ実務には定着しません。少なくとも「依頼文の型」「確認手順」「公開前チェック」の3点をテンプレ化しておくと、非エンジニアでも運用品質を保ちながら改善を続けられます。

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よくある質問(FAQ)

導入前につまずきやすい論点を先に確認すると、初回の実装速度と品質が安定します。

Q. プログラミング知識がゼロでもCursorは使えますか?
A. 使えます。ただし、最初から複雑なアプリを作るのではなく、1ページLPや簡単なフォームなど範囲を絞って始めるのが前提です。Cursorは日本語で依頼できるため着手しやすい一方、生成されたコードの動作確認と修正判断は必要です。
Q. CursorとGitHub Copilotはどちらから始めるべきですか?
A. 最初に成果物を1本作りたいならCursor、既存開発の補完速度を上げたいならGitHub Copilotが向いています。非エンジニアが最初の成功体験を作る段階では、対話しながら修正を進めやすいCursorの方が進行管理しやすいケースが多いです。
Q. Cursorのインストール後に最初にやるべきことは何ですか?
A. 設定を細かく触る前に、検証用フォルダを1つ作って小さなHTMLファイルを生成するところまで進めてください。最初の目標を「画面に表示される状態を作る」に置くと、学習と実装を同時に進めても迷いにくくなります。
Q. AIが出したコードはそのまま公開しても問題ありませんか?
A. そのまま公開は推奨できません。リンク切れ、フォーム動作、スマホ表示、文言の正確性は必ず人が確認してください。特に個人情報を扱うフォームや決済導線を含むページは、実装内容をレビューしてから公開する必要があります。
Q. 非エンジニアが1日でLPを作るときに失敗しやすい点は何ですか?
A. 失敗しやすいのは、見た目調整と機能追加を同時に進めること、完成条件を決めないこと、修正依頼が大きすぎることです。作業を小分けにし、1回の依頼で1つの目的に絞ると品質が安定します。
Q. Cursorを仕事で使うときの最低限の運用ルールはありますか?
A. 機密情報を入力しない、変更前後の差分を確認する、公開前に第三者チェックを入れる、の3点は最低限必要です。AIは実装速度を上げますが、品質担保と最終判断は人が持つ前提で運用するとトラブルを防げます。

次のアクション

Cursorで最初の1本を作れたら、次は再現性を作る段階です。AIリブートアカデミーでは、生成AI活用力の習得だけでなく、自己理解とキャリアデザイン、仲間と学ぶ環境づくりまで含めて、仕事で継続的に成果を出す設計をサポートしています。

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