一文定義
オープンソースのベクターデータベース。セマンティック検索・RAG・マルチモーダル検索をサポートし、クラウドとセルフホストの両方で利用できる。
詳細解説
Weaviateとは、オランダのSeMI Technologies(現Weaviate B.V.)が開発したオープンソースのベクターデータベースです。Go言語で実装されており、高性能・スケーラビリティ・使いやすさを重視した設計が特徴です。Apache 2.0ライセンスでGitHubに公開されており、セルフホストとWeaviate Cloud(マネージドサービス)の両方で利用できます。
主要な技術的特徴として、(1)マルチモーダル対応:テキストだけでなく画像・音声・動画・PDFのベクトル化とマルチモーダル検索をネイティブサポート。CLIP等のマルチモーダルモデルを直接統合可能、(2)Modules(モジュール)システム:テキスト2ベクター変換(text2vec-openai・text2vec-cohere・text2vec-transformers等)・生成モジュール(generative-openai等)をプラグイン形式で追加・切り替え可能なアーキテクチャ、(3)ハイブリッド検索:BM25(スパース)とベクター検索(デンス)をRRF(Reciprocal Rank Fusion)またはlinear combinationで統合した検索を標準提供、(4)GraphQL API:RESTに加えてGraphQL APIを提供し、複雑なフィルタリング・グラフトラバーサルクエリを直感的に記述可能、(5)HNSW(Hierarchical Navigable Small Worlds):ANN検索アルゴリズムの実装でメモリ上の高速インデックスを実現。Product Quantization(PQ)による圧縮でメモリ使用量を削減があります。
Generative Searchとして、Weaviateはベクター検索とLLMによるレスポンス生成を1回のAPIコールで実行できる「Generative Search」機能を提供しており、RAGをシンプルなAPIコールで実装できます。
スケーラビリティとして、マルチテナント機能・シャーディング・レプリケーション・水平スケーリングをサポートしており、数百万〜数十億ベクターの大規模ユースケースにも対応します。
参考情報・出典
- ▸Weaviate Official Documentation— Weaviate(参照日: 2026-02-26)
- ▸Weaviate Official Website— Weaviate(参照日: 2026-02-26)