実装

Qdrant

クドラント

一文定義

Rustで実装された高性能オープンソースベクターデータベース。フィルタリング・ペイロード管理・オンプレミス/クラウド対応でRAGシステムに採用が増加。

詳細解説

Qdrantとは、Rustで実装されたオープンソースのベクターデータベースエンジンです。高いパフォーマンス・信頼性・豊富なフィルタリング機能を特徴とし、RAGシステム・セマンティック検索・レコメンデーションエンジン・異常検知など、ベクター類似度検索を必要とする幅広いユースケースに採用されています。Qdrant社がマネージドクラウドサービス「Qdrant Cloud」も提供しています。

技術的特徴として、(1)Rustによる高性能実装:メモリ安全性とゼロコスト抽象化によるシステムプログラミング言語Rustを採用し、低レイテンシ・高スループットを実現。マルチスレッド処理とGCによる停止なしの安定した応答時間を確保、(2)ペイロード(Payload)フィルタリング:ベクター検索とJSON形式のメタデータ(ペイロード)による条件フィルタリングを組み合わせた高精度検索。インデックス付きフィールドでのフィルタリングは特に高速、(3)HNSWインデックス:独自最適化されたHNSW(Hierarchical Navigable Small Worlds)アルゴリズムでミリ秒単位のANN検索を実現、(4)量子化(Quantization):スカラー量子化・積量子化(Product Quantization)・バイナリ量子化によりメモリ使用量を削減しつつ検索精度を維持、(5)Sparse Vectors:BM25等のスパースベクターとデンスベクターを同一コレクションで扱えるハイブリッド検索に対応、(6)マルチベクター(ColBERT等):1ドキュメントに複数のベクターを紐付けてよりきめ細かな検索を実現があります。

デプロイ柔軟性として、Dockerコンテナ・Kubernetes・Qdrant Cloud(AWS/GCP/Azure)・オンプレミスと多様な環境に対応します。REST API・gRPC・Python/TypeScript/Rust/Go/Java等の多言語SDKを提供しており、LangChain・LlamaIndex・Haystack等の主要LLMフレームワークとのネイティブ統合も充実しています。

参考情報・出典

最終更新: 2026-02-26← 用語集一覧へ

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