一文定義
LLMエージェントの構築・デプロイを支援する開発キット。OpenAI Agents SDK・Anthropic Agent SDK・Google ADKが代表例。
詳細解説
AIエージェントSDK(AI Agent SDK)とは、LLMを核としたエージェントシステムの構築・実行・デプロイを簡素化するソフトウェア開発キットです。ツール呼び出し・メモリ管理・マルチエージェントの協調・実行トレーシングなど、エージェント開発に必要な共通機能をライブラリとして提供します。
代表的なSDKとして、OpenAI Agents SDK(Python)はHandoff・Guardrails・トレーシングをビルトイン提供し、Anthropic Agent SDKはClaudeのツール使用と長文コンテキスト処理を最適化、Google Agent Development Kit(ADK)はVertex AIとのネイティブ統合を特徴としています。LangChainやLlamaIndexも広義のエージェントSDKとして利用されています。
SDKを使うメリットは、エージェントループ(思考→ツール選択→実行→観察→再思考)の実装をゼロから書く必要がなくなる点です。再利用可能なエージェント定義・ワークフロー管理・エラー処理・監視ダッシュボードが標準提供されるため、開発速度が大幅に向上します。
選定ポイントは、使用するLLMプロバイダー・デプロイ先クラウド・モニタリング要件・チームのPython/TypeScript習熟度です。ロックインを避けたい場合はLangChain・CrewAIなどプロバイダー非依存のフレームワークを検討します。
参考情報・出典
- ▸OpenAI Agents SDK Documentation— OpenAI(参照日: 2026-02-26)
- ▸Google Agent Development Kit (ADK)— Google(参照日: 2026-02-26)