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60代・70代がはじめてAIを使う:シニア世代のための優しいAI入門ガイド

公開日: 2026年2月24日

「AIって難しそう、自分には関係ない…」そう思っていませんか?

実は、AIはシニア世代こそ便利に使える道具なんです。スマートフォンが使えれば、今日からでもすぐ始められます。

この記事では、60代・70代の方が「これは私にもできそう」と感じられるよう、具体的な使い方と手順をやさしく丁寧に解説します。

AIの基本的な使い方をもう少し詳しく知りたい方はスマホでChatGPTを始めるガイドChatGPT・Claude初心者ガイドもあわせてご覧ください。

要点まとめ

  • AIは「難しいもの」ではなく、普通に話しかけるだけで答えてくれる道具です。
  • スマートフォンが使えれば、今日からでもすぐ始められます。無料で使えます。
  • シニア世代の日常生活(健康相談・孫への手紙・旅行計画・趣味)にとても役立ちます。
  • 個人情報(名前・住所・電話番号)を入力しなければ、プライバシーも守れます。
  • 最初は「1つだけ」試してみる。それだけで十分です。

「AIって難しそう」という不安に答えます

「AI」という言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?「難しそう」「若い人のもの」「自分には関係ない」。そう思う方は多いと思います。でも、実際に使ってみると、多くの方が「え、こんなに簡単なの?」と驚かれます。

AIに話しかけるのは、普通のメッセージを送るのと同じです。「最近膝が痛いんですが、どうすれば楽になりますか?」と打ち込むだけで、親切に答えてくれます。専門知識も、英語も、特別な操作も必要ありません。

むしろ、60代・70代のシニア世代にこそ、AIは役に立つ道具です。豊富な人生経験を持つ皆さんが、AIという「いつでも相談できる知識の引き出し」を持つことで、毎日がもっと豊かになります。

この記事を読むのに必要なもの

  • ✓ スマートフォン(iPhoneでもAndroidでも大丈夫)
  • ✓ インターネット接続(自宅のWi-FiやスマートフォンのLTE通信)
  • ✓ メールアドレス(新しく作らなくても、お持ちのものでOK)

パソコンがなくても、タブレットでも使えます。

シニア世代こそAIが便利な理由

「なぜ、シニア世代にこそAIが役に立つのか」。それには、いくつかの理由があります。

🕐

時間を有効に使える

退職後やセカンドライフで時間が増えた今、AIを使えばやりたいことをもっとスムーズに進められます。調べ物、手紙の文章考え、趣味の研究など、一人でできることが広がります。

🏥

病院・健康の相談がしやすい

「この薬の副作用は?」「この症状、病院に行くべき?」など、気になることをすぐに調べられます。もちろん最終的な判断は医師に確認しますが、「予備知識を持って受診する」ことができます。

✉️

気持ちを伝える言葉を見つけやすい

孫への手紙、年賀状の一言、お礼の文章。「気持ちはあるけど、うまく言葉にできない」ときにAIが手助けしてくれます。自分の気持ちを伝えるための道具として、とても役立ちます。

🎨

趣味をもっと深められる

俳句・短歌・絵画・手芸・囲碁・料理…。長年の趣味をさらに深めたり、新しい趣味を始めるときの「先生」として使えます。24時間いつでも答えてくれる、無限の知識を持つ先生です。

🌸

旅行や外出の計画が立てやすい

「車椅子でも行きやすい京都の観光地は?」「バリアフリーの温泉旅館を探したい」。個別の事情に合わせた情報収集が、AIならスムーズにできます。

💬

日常の「ちょっとした疑問」をすぐ解決

「最近よく聞くSDGsって何?」「マイナンバーカードって作った方がいいの?」。テレビや新聞で気になった言葉を、すぐに分かりやすく説明してもらえます。

はじめての一歩:スマートフォンで今日から使う

最初に試してほしいのは「ChatGPT(チャットジーピーティー)」というAIです。世界で最も多く使われているAIのひとつで、日本語で会話できます。無料で始められます。

STEP 1

アプリをダウンロードする

スマートフォンの「App Store」(iPhoneの方)または「Google Play」(Androidの方)で「ChatGPT」と検索してください。「OpenAI」という会社が作ったアプリが出てきます。「インストール」または「入手」ボタンをタップするだけで、無料でダウンロードできます。

💡 アプリが見つからない場合は、スマートフォンのブラウザ(SafariやChromeなど)で「ChatGPT」と検索すると、Webサイトからも使えます。

STEP 2

アカウントを作る

アプリを開いたら「Sign up(新規登録)」または「アカウントを作成」をタップします。お持ちのメールアドレスを入力して、パスワードを決めるだけです。「Google(グーグル)でサインアップ」という選択肢があれば、Gmailアドレスをお持ちの方はそちらが簡単です。

💡 登録に困ったら、ご家族に手伝ってもらいながら最初の1回だけセットアップしてもらうのがおすすめです。

STEP 3

最初の一言を打つ

画面の下に文字を入力するところが出てきます。そこに日本語で話しかけてみましょう。「こんにちは。はじめて使います。自己紹介してください。」でも大丈夫です。送信ボタン(矢印のマーク)をタップすると、AIが答えてくれます。

💡 難しい言葉は使わなくていいです。普通に話しかけるだけ。「何でも聞いていいですか?」と聞くと、「もちろんです!」と答えてくれます。

STEP 4

気になることを何でも聞いてみる

最初の会話が終わったら、気になることを何でも聞いてみてください。「最近、肩こりがひどいのですが、自分でできるストレッチを教えてください」でも、「来月、温泉旅行を考えています。静岡でおすすめの温泉地はどこですか?」でも大丈夫です。

💡 答えが長すぎてわからない場合は「もっと短く、3行にまとめてください」と言えば、短く答え直してくれます。

まず試してほしい最初の一言

「こんにちは。私は60代です。AIを初めて使います。自己紹介と、私でも使いやすい機能を教えてください。」

↑ この文章をコピーして貼り付けるだけで大丈夫です。AIが丁寧に案内してくれます。

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シニアにおすすめの使い方TOP5

「何を聞いていいのかわからない」という方のために、特に役立つ使い方を5つ紹介します。入力例もそのままコピーして使えます。

体の不調を相談する

「最近、膝が痛い。何が原因として考えられますか?」

実際の入力例(コピーして使えます)

こんにちは。最近、歩くと右ひざが痛みます。考えられる原因と、日常生活で気をつけることを教えてください。

使い方のポイント

AIは「考えられる原因」や「日常の注意点」を丁寧に教えてくれます。ただし、AIの答えはあくまで参考です。実際の診断・治療は必ず医師に相談してください。「AIで調べてから、病院に行く」という使い方が理想的です。

昔の記憶を整理する

「昭和40年代の東京の暮らしを教えて」

実際の入力例(コピーして使えます)

昭和40年代(1965年〜1974年頃)の東京の日常生活について教えてください。当時の物価、子どもたちの遊び、食べ物など、生活の様子を詳しく教えてください。

使い方のポイント

AIは昔の出来事や時代の様子を詳しく教えてくれます。「自分が子どものころはこうだったなあ」と懐かしく振り返りながら、会話を楽しんでみてください。思い出を話す「回想」は、心の健康にも良いとされています。

孫・子どもへのメッセージを書く

「孫の大学入学お祝いに、気持ちが伝わるメッセージを書きたい」

実際の入力例(コピーして使えます)

75歳の祖父から、春に大学に入学する孫(18歳)へ、お祝いのメッセージを考えてください。「夢を持って頑張ってほしい」「いつでも応援している」という気持ちを伝えたいです。200字くらいで。

使い方のポイント

文章を考えるのが苦手な方でも、「こんな気持ちを伝えたい」というざっくりとした要望を伝えるだけで、温かいメッセージ案を作ってくれます。AIが作った文章を参考に、自分らしい言葉に直して使ってみてください。

趣味をもっと楽しむ

「俳句を始めたいけど、作り方がわからない」

実際の入力例(コピーして使えます)

俳句を初めて作ろうとしています。基本的なルール(5・7・5のリズム、季語など)をわかりやすく教えてください。初心者でも作れる簡単な例も見せてください。

使い方のポイント

俳句・絵画・料理・手芸・囲碁・将棋など、どんな趣味でも「入門から教えて」と頼めます。趣味のアドバイスをもらう先生として使うと、とても便利です。「もっと上手になりたい」と思ったときにも、練習法を教えてもらえます。

気になるニュースを分かりやすく解説してもらう

「最近よく聞く『AI』って、そもそも何ですか?」

実際の入力例(コピーして使えます)

最近テレビや新聞でよく「AI(人工知能)」という言葉を聞きます。AIとは何か、私たちの生活とどう関係があるのか、難しい言葉を使わずに分かりやすく教えてください。

使い方のポイント

難しいニュースや専門用語も「わかりやすく教えて」と一言添えるだけで、ゆっくりと丁寧に説明してくれます。「もう少し詳しく教えて」「別の言い方でもう一度教えて」と続けて質問しても大丈夫です。

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よくある不安への正直な回答

「始めてみたいけど、やっぱり怖い」。その不安、ひとつひとつ答えます。

Q.個人情報を取られないか心配です

A.名前・住所・電話番号・マイナンバーなどの個人情報は入力しないようにしましょう。これを守るだけで、プライバシーのリスクは大きく減らせます。「最近膝が痛い」「旅行先を探したい」といった一般的な内容を話すだけなら、個人が特定されることはありません。銀行口座やパスワードなど大切な情報は、絶対に入力しないでください。

Q.難しいことを聞かれたらどうしよう

A.AIがあなたに難しいことを聞いてくることはありません。AIは、あなたの質問に答えるためにあります。もし答えの意味がよくわからなければ「もっと簡単に教えてください」と言えば、もう一度わかりやすく説明してくれます。「分かりません」と打ち込んでも大丈夫です。会話は何度でも最初からやり直せます。

Q.誤字があったり、変な質問をしてしまったら大変なことになりますか?

A.大丈夫です。誤字があってもAIは意味を読み取ってくれます。変な質問をしても、怒ったり、誰かに通報したりしません。失敗しても何も起きません。むしろ「失敗しながら慣れる」のが、AIを上手に使えるようになる一番の近道です。気軽に、失敗を恐れずに試してみてください。

Q.AIを使うとスマートフォンが壊れますか?

A.壊れません。AIはスマートフォンのアプリやブラウザで使うサービスです。電話やメールを使っても端末が壊れないのと同じように、AIを使うことで端末が壊れることはありません。アプリを間違えてインストールしてしまった場合は削除できます。不安な場合は、家族に一緒に確認してもらいながら使ってみてください。

AIを安全に使うための3つのルール

  • ✓ 名前・住所・電話番号・マイナンバーは入力しない
  • ✓ 銀行口座・クレジットカード番号は絶対に入力しない
  • ✓ 「怪しいな」と感じたら、使うのをやめてご家族に相談する

この3つを守るだけで、安全に楽しく使えます。

子ども・孫世代へ:教える側へのアドバイス

「親にAIを教えたいけど、どうすればいいか分からない」という30〜40代の方へ。親世代がAIと仲良くなるためのポイントをお伝えします。

焦らない・急かさない

「なんでそんなことも分からないの」は禁句です。初めてのことには時間がかかります。同じことを何度聞かれても、笑顔で答えてあげてください。焦りや圧力があると、せっかくの興味が萎んでしまいます。

「難しいよ」と言わない

「これは難しいから」と先に伝えると、本人が「やっぱり自分には無理だ」と思ってしまいます。「簡単だよ、話しかけるだけ」という言い方で誘ってみてください。実際に使い始めると、多くの方が「あら、簡単ね」と言います。

一緒に使う体験から始める

「使い方を教える」より「一緒に使ってみる」から始める方が成功しやすいです。「お母さんの好きな旅行先、一緒にAIで調べてみようか?」のように、本人が興味を持つテーマで一緒に体験してみてください。

最初の設定だけ手伝う

アプリのインストールとアカウント作成は、一緒にやってあげると安心です。最初の設定が終われば、あとは本人でも使えることがほとんどです。「いつでも聞いてね」と声をかけておくと、疑問が出たときに相談しやすくなります。

失敗を一緒に楽しむ

変な答えが返ってきたり、うまく使えなかったりしても、「おもしろいね」と一緒に笑えるくらいの気軽さで取り組むのが一番です。AIの面白いところは、失敗しても何も困らないことです。

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よくある質問(FAQ)

Q. AIを使うのに月額料金はかかりますか?

A. ChatGPTやClaude(クロード)などの主要なAIは、基本機能であれば無料で使えます。スマートフォンにアプリをダウンロードして、メールアドレスで登録するだけで今日からすぐに始められます。有料プランもありますが、日常的な使い方(調べ物、手紙の文章を考える、趣味のアドバイスをもらうなど)には無料版で十分です。最初は無料で試して、「もっと使いたい」と感じてから有料版を検討すれば大丈夫です。

Q. スマートフォンの機種は古くても使えますか?

A. iPhoneであればiOS 16以降(iPhone 8以降の機種)、Androidであれば比較的新しい機種(2018年以降)であれば、ほとんどの場合問題なく使えます。機種が古くてアプリが使えない場合でも、スマートフォンのブラウザ(SariやChromeなど)からWebサイトにアクセスするだけでAIを使えます。アプリが使えなくてもあきらめないでください。

Q. 日本語が下手でもAIは理解してくれますか?

A. 大丈夫です。AIは多少の誤字脱字があっても、文章の意味を正確に読み取ってくれます。「こんにちは、最近ひざがいたいのですが、どうすればいいですか」のような短い文章でも、きちんと答えてくれます。難しい言葉を使う必要はまったくありません。普段の会話と同じように、話しかけるつもりで入力してみてください。

Q. AIに話しかけることに慣れるまで、どのくらいかかりますか?

A. 多くの方が、2〜3回使うだけで「なんとなくわかってきた」と感じています。最初の1回は戸惑うかもしれませんが、2回目、3回目と使ううちに自然に慣れてきます。「こういうときはこう聞けばいいんだ」という感覚がつかめると、あとはどんどん使いやすくなります。焦らず、1日1〜2回のペースで気軽に試してみてください。

Q. AIと話すことで認知症予防になりますか?

A. AIとの会話は、毎日新しいことを考えたり言葉にしたりする「脳の刺激」という意味では、良い習慣のひとつになりえます。昔の記憶を整理したり、俳句を考えたり、気になるニュースについて調べたりする作業は、積極的に頭を使う活動です。ただし「AIを使えば認知症を確実に予防できる」と断言できるものではありません。AIとの会話を楽しみながら、同時に人とのコミュニケーションや適度な運動も大切にしてください。

AIをもっと安心して使えるようになりたい方へ

「一人で使い続けるのが不安」「もっと上手に使えるようになりたい」。そう感じている方は、学ぶ環境を整えることが次のステップです。

AIリブートアカデミーでは、AIを初めて使う方から仕事に本格活用したい方まで、自分のペースで学べる環境を提供しています。シニア世代の方も含め、様々なバックグラウンドの方が学んでいます。

やさしく・丁寧に学べる

専門用語を使わず、「なぜそうなるか」からていねいに説明します。「分からなかった」ではなく「わかった!」という体験を積み重ねられます。

自分のペースで進められる

「急かされる」「ついていけない」という心配はありません。自分が興味を持ったことから始めて、無理なく続けられる学習スタイルです。

日常生活ですぐ使えるスキル

教科書的な知識より、「明日の生活ですぐ役に立つ」使い方を中心に学びます。健康・趣味・コミュニケーションなど、日常に寄り添った内容です。