一文定義
Text-to-SQLとは、自然言語の質問をSQLクエリに自動変換するNLPタスクです。データベースへの自然言語インターフェースを実現し、非エンジニアがデータを直接質問できる「データ民主化」ツールとして注目されています。
詳細解説
Text-to-SQL(テキストからSQLへの変換)とは、「2024年の売上上位10製品を教えて」のような自然言語の質問を、「SELECT product_name, SUM(revenue) FROM sales WHERE year=2024 GROUP BY product_name ORDER BY SUM(revenue) DESC LIMIT 10;」のようなSQLクエリに自動変換するNLPタスクです。NL2SQLとも呼ばれます。
Text-to-SQLが重要な理由は、企業のデータ活用において「データはあるが、SQLが書けないビジネスユーザーが活用できない」というボトルネックを解消できるためです。BI(ビジネスインテリジェンス)ツールへの組み込みや、チャットで社内データベースに質問できる「データチャット」製品に応用されています。
LLMの登場によりText-to-SQLの精度が大幅に向上しました。GPT-4はSpiderベンチマーク(複雑なSQL変換の評価データセット)で高精度を達成しています。実装上の課題として、テーブルスキーマをどのようにコンテキストに含めるか(スキーマリンキング)、複数テーブルをまたがる複雑なJOINクエリの生成、SQL実行エラーの自動修正(セルフデバッグ)などがあります。code-generationの特殊形態であり、structured-outputと組み合わせることで検証可能なSQLを生成できます。
参考情報・出典
- ▸Spider: A Large-Scale Human-Labeled Dataset for Complex and Cross-Domain Semantic Parsing and Text-to-SQL Task— arXiv / Yu et al. (2018)(参照日: 2026-02-26)
- ▸Text-to-SQL - Papers With Code— Papers With Code(参照日: 2026-02-26)