基礎概念

自然言語理解(NLU)

しぜんげんごりかい

一文定義

自然言語理解(NLU)とは、テキストの意味・意図・感情・文脈を機械が理解するNLPの下位分野です。質問応答・感情分析・意図分類の基盤で、BERTの登場により精度が飛躍的に向上しました。

詳細解説

自然言語理解(Natural Language Understanding、NLU)とは、人間が書いたり話したりするテキストの「意味・意図・感情・論理関係」をコンピュータが理解する技術・研究分野です。NLP(自然言語処理)の下位分野であり、文字を認識するだけでなく「この文章は何を言いたいのか」を機械が把握することを目指します。

NLUが重要な理由は、人間のコミュニケーションの豊かさ(曖昧性・比喩・皮肉・省略・文脈依存)を機械が正確に処理できるかどうかが、AIの実用性の根幹を決定するためです。チャットボットが「キャンセルしたい」という発言を「注文のキャンセルか、予約のキャンセルか」と適切に意図分類できなければ役に立ちません。

主なNLUタスクとして、意図分類(Intent Classification)・固有表現認識(NER)・感情分析(Sentiment Analysis)・関係抽出・含意認識(NLI:自然言語推論)・意味的類似度推定などがあります。BERTの登場(2018年)でGLUE・SuperGLUEベンチマークのスコアが人間レベルに到達し、現在のLLMはさらに高度なNLUを実現しています。NLUと対になる概念として「自然言語生成(NLG)」があり、両者を合わせた広い概念がNLPです。

参考情報・出典

最終更新: 2026-02-26← 用語集一覧へ

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