実装

Jupyter Notebook

ジュピター

一文定義

Webブラウザで動作するインタラクティブなノートブック環境。コード・テキスト・グラフを同一画面で扱え、AIデータサイエンスの標準開発環境。Colabの基盤技術。

詳細解説

Jupyter Notebookとは、Webブラウザ上でインタラクティブにコードを記述・実行し、その結果(テキスト・グラフ・画像)を同一ドキュメント内に記録できるオープンソースの開発環境です。名前はJulia・Python・Rの3言語に由来しますが、現在は40以上のプログラミング言語をサポートしています。AI・データサイエンス分野の標準的な開発・実験環境として世界中で利用されており、Google ColabやKaggle Notebookの基盤技術でもあります。

設計思想として、Jupyterは「リテラシープログラミング(Literate Programming)」の概念を実現しています。コードセル(実行可能なコード)とMarkdownセル(説明テキスト・数式・画像)を自由に組み合わせることで、コード・実行結果・解説が一体となった「計算ノートブック」を作成できます。これにより、実験の再現性・共有性・ドキュメント性が大幅に向上します。

主要コンポーネントとして、(1)Jupyter Notebook:クラシックなノートブックインターフェース。シンプルで軽量、(2)JupyterLab:次世代のWebベースIDE。タブ・サイドバー・ターミナル等のリッチなインターフェースを提供、(3)JupyterHub:複数ユーザーが同一サーバー上でJupyterを利用するためのマルチユーザー環境、(4)nbformat:ノートブックのファイルフォーマット(.ipynb)。JSONベースでバージョン管理に対応を提供します。

LLM・AI開発での活用として、(1)モデル実験:PyTorch・TensorFlowでのモデル学習・評価をセルごとに段階的に実行・検証、(2)データ探索:pandas・matplotlib・seaborn等でデータの可視化・分析を対話的に実施、(3)プロンプト実験:LLM APIを呼び出してプロンプトの出力を比較・記録、(4)チュートリアル作成:コード・解説・実行結果を一体化した教材をGitHub・Google Colab経由で共有があります。

参考情報・出典

最終更新: 2026-02-26← 用語集一覧へ

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