一文定義
Pythonの高速WebAPIフレームワーク。型ヒントとPydanticを活用した自動スキーマ生成・OpenAPI対応でLLMアプリのAPIサーバー構築に多用される。
詳細解説
FastAPIとは、Sebastián Ramírezが開発したPythonの高速WebAPIフレームワークです。Python標準の型ヒントとPydanticを組み合わせることで、自動データ検証・OpenAPI仕様書の自動生成・インタラクティブなSwagger UI(`/docs`)を提供し、開発速度と実行速度を両立します。ASGI(Asynchronous Server Gateway Interface)ベースで、非同期処理(async/await)をネイティブサポートしています。
主要な特徴として、(1)型ヒントによる自動バリデーション:関数の引数に型アノテーション・Pydanticモデルを使うだけで、リクエストボディ・クエリパラメーター・パスパラメーターの自動検証を実現。無効なリクエストには詳細なエラーメッセージを自動返却、(2)OpenAPI自動生成:エンドポイント定義から自動的にOpenAPI 3.0仕様書とSwagger UIを生成。APIドキュメントの手動更新が不要、(3)高パフォーマンス:Starlette(ASGIフレームワーク)とUvicorn/Gunicornワーカーを採用し、Node.jsやGo言語に匹敵するスループットを実現。TechEmpower Benchmarkで最上位クラスのパフォーマンスを記録、(4)依存性注入システム:認証・データベース接続・設定等をシンプルな関数定義で注入でき、テストのモック化も容易があります。
LLMアプリへの応用として、(1)LLM推論APIサーバー:`/chat` エンドポイントでLLM呼び出しをラップし、社内・外部向けAPIとして公開、(2)RAGサービス:ベクター検索とLLM生成を組み合わせたエンドポイントをサービスとして提供、(3)ストリーミングレスポンス:`StreamingResponse` でLLMのトークンストリーミングを実装し、リアルタイム体験を提供、(4)Background Tasks:重い処理を非同期でバックグラウンド実行してユーザーへの応答速度を向上があります。
エコシステムとして、SQLAlchemy・Tortoise ORM・Motor(MongoDB)等のORMと組み合わせてフルスタックAPIを構築し、Dockerコンテナ・Kubernetes・AWS Lambda等の様々な実行環境にデプロイできます。
参考情報・出典
- ▸FastAPI Official Documentation— FastAPI(参照日: 2026-02-26)
- ▸FastAPI – GitHub— Sebastián Ramírez(参照日: 2026-02-26)