実装

AutoGen

オートジェン

一文定義

Microsoftが開発したマルチエージェント対話フレームワーク。複数のAIエージェントが協調して複雑なタスクを自律的に解決する。

詳細解説

AutoGenとは、Microsoftが開発したオープンソースのマルチエージェント対話フレームワークです。複数のAIエージェント(LLMベース・ツールベース・人間参加型)が相互に会話・協調しながら複雑なタスクを解決するアーキテクチャを提供します。2023年の論文公開後、マルチエージェント分野での参照実装として広く採用されています。

コアコンセプトとして、AutoGenは「会話を通じたタスク解決」を基本原理とします。各エージェントは特定の役割・能力・ツールを持ち、他のエージェントとメッセージをやり取りしながら問題を段階的に解決します。人間のフィードバックを途中で挟み込むHuman-in-the-Loopも標準サポートしています。

主要なエージェントタイプとして、(1)AssistantAgent:LLMをバックエンドとして動作するAIエージェント。タスク分解・コード生成・ツール呼び出しを担当、(2)UserProxyAgent:人間または自動実行器(コード実行・関数呼び出し)の代理として動作するエージェント。生成されたコードをサンドボックスで実行し結果をAssistantAgentへフィードバック、(3)GroupChat:複数エージェントの会話を調整するマネージャー。RoundRobin・随意発言・カスタムスピーカー選択戦略を提供があります。

AutoGen 0.4(AgentChat)として、2024年にv0.4系にリアーキテクチャされ、非同期ファーストの設計・イベント駆動エージェント・より柔軟なチームパターン(RoundRobinGroupChat・SelectorGroupChat・Swarm等)をサポートするフレームワークとして刷新されました。Microsoft Autogen Studioというノーコード版UIも提供されています。

ユースケースとして、コード生成・デバッグ(コーダーエージェント+レビュアーエージェント)・データ分析パイプライン・文書作成・ソフトウェアエンジニアリングタスク等に活用されています。

参考情報・出典

最終更新: 2026-02-26← 用語集一覧へ

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